市岡です。
Oneボーカルスクールでは、最終的には 自分の歌をうたえる ようにする為に自立を目指したレッスン を行っています。
本当の力を身につけてもらいたいと思うからです。
まず、ボイトレは基本なので当たり前に必要なものです。
次に、課題曲を大事に考えているのは 最終目標として、どんな曲であろうとも好きな曲を自分の思い通りに歌えるようにするために、その叩き台として使用するには最適だと考えるからです。
さまざまなテクニックを本当に身につけていこうとする時に、自分一人でできる力が備わっているのなら全く問題ないのですが、(そのような方はそもそも習いに来ていないのでは。。)まだそれが出来ないうちに、好きだからと言う理由だけで、その歌を練習するのは無謀だともいえるからです。自由に歌う分には何の問題もありませんが、今の話はそういう話ではなく、上達を目指して習いに来ているのであれば、ということが前提での話です。
そのためには一つ一つの課題を何度も何度も行う必要があり、一つ一つ身につけていくしか方法はないのではないでしょうか?そのための知識、技術、経験など、僕が持っているすべてを皆さんに提供しているつもりです。
前提を同じにしておく必要がありますが、
Oneボーカルスクールではそのために必要なボイストレーニング、そして課題曲を用いたレッスンを行っています。
好きな曲を歌う機会は、
年に2~3回行っている ソロボーカルLesson、
年に一度の スクールLIVE
レコーディング体験などがあります。
普段のレッスンで取り組んでいる課題が、生徒の皆さんの歌う力としてどのように身についていっているのかを確認できる良い機会となっています。この機会をいわゆる本番と捉え生徒の皆さんに取り組んでもらっていますが、この時に歌う歌は一切レッスンでは行っていません。
一切レッスンしていないのにも関わらず、ほとんどの方が明らかにレベルアップされています。それに加え、ボーカル・プラン を作成して取り組まれた方は更に歌が洗練されていたのは明らかでした。
レッスンを受ける というよりも レッスンを活かして自立をしていく、そこを目指すべきだと僕は考えています。
好きな曲を手取り足取り教えていたとしたら、生徒さんが自立できないだろうし、自分で組み立てた、自分の歌をうたう、そういった喜びを感じるんだろうか疑問です。
僕は生徒さんの力を信じ、自分の歌をうたうため のサポートをこれからも引き続き行っていきたいと思います。